堀口組の今

弊社は昭和25年創業、昭和38年株式会社改組以来半世紀、地元企業の建設会社として地域とともに歩んでまいりました。
「良く、早く、安く」の社訓を基に、お客様のニーズに的確に対応するため、役職員一同常に技術と品質の向上に取り組んでいます。

近年の日本では人手不足が深刻化していますが、特に北海道の留萌管内というのは、人口減少がさらに厳しい状況であると思っています。1つ1つの現場に1人を担当させることができないという状況です。そういった事情から規模によっては、複数人の配置が必要な現場であっても少人数で担当せざる得ない状況が続いています。だからこそ、少ない人員でも現場を効率的に回せるようにと考え、いち早くシステム導入を検討しました。

DX推進室について

少ない人員でも効率的に各現場をサポートできるような部署を作れないかというところから、DX推進室を設けました。スタートは3名の社員を配置し、現場全体の生産性向上を目指しています。

開始当初は、何をやればいいのかがわからず、本当に手探り状態でした。でも若い人はマニュアルを読みながらあっという間にICT機器の操作を覚え、ベテラン社員と意思疎通を図りながら進めています。
各現場からも、「こうして欲しい」、「こうするのはどうだろう？」という積極的な要求が増えてきているため、順調に回り出してきていると感じます。

土木部、重機部、鉄工部、総務部について

弊社は工事車両と一般車両を含め全体で280車両を保有しています。建設機械と呼んでいる特殊車両を直接修理できる装置や専用修理場もあり、故障やトラブルがあったときはすぐに修理・対応ができます。
これだけの建設機械が堀口組の財産となり、今では重機オペレーターや土木関係の職員が長く働いてくれ、今では会社としての強い力になっています。

本社に入ってすぐ左手には各部署を真摯にサポート・運用する総務部があります。彼らを初め、本社内にある休憩室では雑談ができるようになっているため、各部の職員同士の笑い声がときどき休憩室から聞こえ、私が傍を横切ると笑顔で声をかけてくれます。
外の現場でも本社内でも、社員とコミュニケーションを取るたびに、“もっと頑張らねば！”と闘志を震わせる力をいつも皆からもらっています。

堀口組の強み

バックホウ、ブルドーザー、クレーンなど80台以上の重機械を保有しているという利点を活かし、自社施工による機動力の高さが堀口組の強みとなっています。

弊社は建設業です。書類整理などの事務作業はもちろんありますが、現場での作業がほとんどです。社員の中には見かけや話し方が『怖い』と感じることもあるかもしれませんが、個々は本当に気の良い社員ばかりです。彼らを家族と同じような気持ちでいつも接していますし、社員同士もいい関係ができていると感じています。

留萌と堀口組のこれから

留萌市は大変豊かな自然に囲まれ、町が海岸に面しており非常に美しい景観を楽しめる素晴らしい地域だと思います。また高規格幹線道路深川留萌自動車道の全線開通により、最近では道内各地からの道路アクセスが飛躍的に向上しています。釣りや温泉、夏の海水浴やキャンプ・ドックラン等、特にアウトドア観光は非常に盛んになってきました。

しかしながら、自然環境でいうと決して優しい地域ではありません。だからこそ堀口組の技術力を掲げ、冬の除雪に力を入れ市民の道路通行を改善し、万が一の為の防災倉庫の新設など、住んでいる人たちが常に安心して暮らせる環境を今後も提供し続けていきたいと考えております。

我々、堀口組がこの留萌の地において一番大切にしていることは、「自然と調和した環境づくり」と「安全安心な暮らし」です。
この方針をしっかりと守り、今後も地元建設業として更に地域に根差し皆様に信頼される企業になるため、より一層尽力していきたいと思います。